エゴグラム心理解析
■自分が見えたら心が晴れる
「心理テスト」は、人の心の状態を判断するアイテムとしてとても人気のコンテンツです。
オンライン上では、数多くの心理テストサイトやアプリが見つかります。
「性格」「隠れた本音」「恋愛」「自分に合うお仕事」など、娯楽や占いと同列に扱われているものもありますが、「エゴグラム」による心理解析では、心身のアラート(警告)状態も判断できます。
■「エゴグラム」とは?
「エゴグラム」は、アメリカの精神科医エリック・バーンが、 人間の心の状態を5つの自我(エゴ)のグラム(グラフ)として簡易に解析できるようにしたアセスメントです。
信頼性が高く、教育・指導・メンタルなど幅広い範囲で用いられています。
エゴグラムで表示される5つの自我のエネルギーや強弱の度合い(エゴグラム・チャート)により、性格、性質、社会性、職業適性、注意すべき傾向などが高確率で把握できます。
■5つの自我状態
▼親 (Parent)
CP
NP
CP (Critical Parent):批判的な親
【厳しく批判的】強い信念で行動する父親の心

NP (Nurturing Parent):養護的な親
【優しく受容的】思いやりが高く奉仕的な母親の心

▼大人(Adult)
A
A (Adult):大人
【冷静で客観的】事実・情報で判断する大人の心

▼子供(Child)
FC
AC
FC (Free Child):自由奔放な子供
【明るく無邪気】欲求・感情優先の自由な子供の心

AC (Adapted Child):順応した子供
【従順で忠実】「いい子」と思われたい子供の心

5つの自我(エゴ)は、全体的なバランスや調和が取れた状態が、最も理想的と言われています。
各自我のスコアが示す心的エネルギーの過剰・欠如により、性格・行動傾向や症状・疾患としてのデータ解析も区分されています。
■エゴグラムが示す心理・行動傾向

バランスの取れた自我状態
エゴグラム心理解析 診断番号:613
全ての自我エネルギーにバランスが取れていて、優しさのNPや知性のAが管理するため極端な感情的衝動性が生じず、常にマイペースで自分も他人も大切にできる。
